今だけの景色を求めて【浦臼神社】＆【宮島沼】

例年に比べて春の訪れが早い北海道。色のない世界から一気に色めく季節の到来です！

三寒四温、そして朝晩の冷え込みがまだまだ厳しい北海道ではありますが、着実に春本番が近づいています。
今年は雪解けも早く、車のタイヤも夏仕様に。といっても、道北や山間部の峠などはまだまだ油断大敵ですので、遠出される方は慎重な判断が必要です！

そんな感じの北海道ですが、先日道央方面にドライブして、春の訪れを感じる景色を堪能してきました！
今だけの美しい景色といえば、まだ雪が残っている山並み！
お天気の良い日は稜線がくっきりと美しく、立体的な風景画のような景色が楽しめます。
実はこちらの牧草地と山並みの風景は偶然見つけました、

というのもメインは、『浦臼神社』だったからです。
浦臼町は札幌から国道275号を北上し、約90分の距離。高速道路を使用せずに旭川などに向かう時の裏道として、比較的交通量の多い道です。
ですので、札幌生まれ・札幌育ちのオサナイは幼少のころからよく通っていた場所ですが、浦臼神社に立ち寄ったことは、記憶の中ではありませんでした。

神社のある場所が少し高台なので、車だとスルーしてしまいがちかも＾＾；今回は上の駐車場まで車で上がったので、この階段の存在も後から知りました。
駐車場に車を停めて降りた時の景色が、上記の牧草地と山並みだったので、素で感動しました。
ちなみに奥に見えるのが鶴沼公園の鶴沼。こちらにはオートキャンプ場もあります。

さらに感動したのが、こちらの風景！駐車場から神社のある場所まで少し歩くのですが、突然一面ブルーのじゅうたんが広がっていました！！

こちらの花の名前は、『エゾエンゴサク』
道央や道北では、例年大型連休辺りに見かける多年草ですが、やっぱり今年は少し早いのかな？

そしてエゾエンゴサクだけではなく、ピンクの可憐な花・カタクリまで一緒に咲いており、ブルーとピンクのコントラストを楽しむことが出来ました＾＾

更には少し遅れて咲いたと思われる、フクジュソウまで＾＾これぞ、色んな花が一度に咲く北海道だからこその贅沢な景色！

実はこの場所、エゾリスにも出会える場所のようで、この日も平日に関わらず、多くの方が立派な望遠レンズを構えてシャッターチャンスを狙っておりました。（写真はその人たちがあまり写らないように撮りましたが＾＾；）

後でネット上で検索すると、エゾエンゴサクのなかにピョコッと立つエゾリスの画像がいくつかあり、まるで童話の世界のような1枚でした＾＾これは確かに、狙いたくなる！！

浦臼神社の周辺は『いこいの森公園』になっていて様々な木々があり、その芽吹きにも春を感じます＾＾

何かは分からないけど、気になる可愛さ♪

浦臼に来たからには、のん兵衛のオサナイ的には『鶴沼ワイナリー』の直場所に立ち寄らなければなりません（笑）
日本国内でも有数の敷地面積を誇る鶴沼ワイナリーは、北海道ワイン（株）の自社直轄農場になります。

その農場の一角に小さな直売所があるのですが、直売所と小樽市朝里にある、北海道ワインギャラリーでしか入手できないワインがいくつかあるのです＾＾

『限定商品』という札が付いているワインがねらい目です＾＾

数年振りに訪れましたが、アイテムが増えていてビックリしました！ここ数年の北海道産のワインの品質の進化は本当に凄くて、まだ飲んだことがないという方は、ぜひ一度試してもらいたいです。
ということで、オサナイも初めて見た商品を無事にゲットしました♪

浦臼から札幌へ戻る途中、美唄市にある『宮島沼』にも立ち寄りました。
こちらは、看板にも記載されているように『日本最北端のマガンの寄留地』なのです。

マガンを見るタイミングは、春と秋の日の出前と日の入り前。立ち寄ったのが16時頃でしたので、まだ少し早いかなとは思ったのですが・・・

畑でエサをついばむ姿が見れたり

ちょうど、沼へ戻って飛んでくる姿も楽しめました＾＾

このマガンたちも、もうすぐ北へ向かって旅立っていきます。まさに今だけの風景

帰りがけにもう一度沼を見てみると、かなり増えていて、防波堤のようでした（笑）ただしピーク時はこんなものではありません！沼一面マガンだらけになります！！
宮島沼水鳥・湿地センターの【公式Facebookページ】には、動画もありましたのでぜひチェックしてみて下さい＾＾

ちなみにこちらの写真は、6年前の秋に撮影した時のもの。とにかく鳴き声がすごかった記憶があります＾＾；

今年の秋のねぐら入りを狙って、再訪しようかな＾＾

・鶴沼ワイナリー（北海道ワイン株式会社）

・宮島沼（美唄市ホームページ）

・浦臼町ホームページ