富良野だけじゃない! 札幌の隠れラベンダースポット

2022年05月31日
北海道の初夏を彩るラベンダー。道内で有名なのは「北の国から」の舞台・富良野ですが、実は札幌にもなかなかの見どころが。今回はサッポローカルだからこそ知る、その名所をご紹介!
この記事を書いた人
松田謙介
緑豊かな札幌・南区在住のおじさんライター。釣り雑誌「ギジー」「ルアーマガジンリバー」編集部、旅行会社の観光情報編集部を経て、現在フリーランス。釣り・野あそび・山登りなど、自然に関連する執筆が好き。

富良野ラベンダーもすごいけど

北海道ラベンダーと聞いて、誰もが思い浮かべるまちは富良野でしょう。上富良野町の「ファーム富田」はラベンダースポットの代表格。毎年100万人もの観光客が訪れる、超人気スポットです。


富良野のラベンダー畑は規模が大きいのが魅力。でも、旅の行き先が富良野・美瑛でないなら、あえて訪れるのは難しいですよね。でも、北海道観光の拠点となる札幌シティにもラベンダーの見どころがあるんです。

札幌市内を見渡せる幌見峠

まず、ご紹介したいスポットが「幌見峠」。中央区の「盤渓」というエリアにあり、ほぼレンタカーなどクルマでしか訪れられない場所。とってもツウなスポットなんです。
ラベンダーと札幌市街地のコントラストが本当に素敵。


ココに咲くラベンダーは約8000株。花のハイシーズンになる7月中旬~8月上旬にはラベンダー園として開業します。営業中は苗木の販売や有料ですが刈り取り体験も行なっています。


夜景も楽しめるドライブスポット

「幌見峠展望駐車場」は全国で唯一の夜景専用パーキングです。
前列はセダン専用。後列が車種規制のない自由なパーキングゾーンになっています。
北海道旅行にぴったりのワゴンタイプのレンタカーから見渡しても、この景色。夕方に訪れてラベンダーの香りを楽しみ、札幌のマジックアワーをゆっくりと車中から堪能するのもおすすめなんです!

不思議空間・滝野霊園

もうひとつのオススメスポットが「滝野霊園」です。
な、なんだ、この景色は。
実は、この霊園のシンボルとなっている「頭大仏殿」は、世界的建築家である安藤忠雄氏が設計・監修したスペース。その周りをラベンダーが彩っているのです。

小さな旅の中で、非日常の世界を感じる

滝野霊園の頭大仏殿を訪れたなら、ラベンダー畑だけでなく、その空間を満喫して。ラベンダー畑を経由し、その深部へ向かうとふわりと漂うお香を感じます。


「水庭」は心を清めると共に、日常と非日常の結界の役割を果たしています。
水庭を通過し、胎内のような彫刻的空間を越える。
135メートルの参拝ルートを歩いた先に鎮座する滝野の大仏。歴史の浅い深いに関係なく、訪れた人を異世界へ、神妙な世界へと誘ってくれるのが滝野霊園・頭大仏殿の魅力!

頭大仏殿を訪れた後、もう一度ラベンダー畑へ。ただの花目的の観光とは違う、不思議に研ぎ澄まされた感覚になるはずです。
滝野霊園から望む恵庭岳。なかなかイケメンな山です。滝野霊園は札幌~支笏湖ルートを楽しむレンタカードライブの際に立ち寄るのもイチオシのスポット。

今回はちょっとツウな札幌のラベンダースポットを紹介しましたが、札幌市内には他にもまだまだラベンダースポットがあります!
あなたのドライブスタイルに応じて、訪れてみてくださいね♫




そうそう、水庭の奥にカフェがあるのですが、そこで購入出来るソフトクリームもオススメですよ!
この記事を書いた人
松田謙介
緑豊かな札幌・南区在住のおじさんライター。釣り雑誌「ギジー」「ルアーマガジンリバー」編集部、旅行会社の観光情報編集部を経て、現在フリーランス。釣り・野あそび・山登りなど、自然に関連する執筆が好き。

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