アイヌ文化が日常に溶け込んでいる町・【平取町】

2021年08月12日
画像は、平取町を流れる沙流川。 平取町は、新千歳空港からレンタカーなどで約1時間、北海道の日高地方にある人口5000人弱の町。 そして、沙流川流域の自然と共に生きてきたアイヌ民族の歴史を肌で感じることのできる町です。
この記事を書いた人
オサナイミカ
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、小学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】にてアップしている。 http://sapporo.100miles.jp/mikaosanai/

必ず立ち寄ってほしい、アイヌ文化博物館

↑平取町立二風谷アイヌ文化博物館

平取町に来たら、必ず立ち寄ってほしいのが【平取町立二風谷アイヌ文化博物館】
屋根の形が印象的なこちらの建物の中には、重要有形民俗文化財の指定を受けたものが数
多く展示されており、本当に見応えのある博物館です。
入口の扉から見応えのあるアイヌ文様が!
美しく整然と陳列された、アイヌ民族の暮らしが分かる展示品の数々
そのほとんどが、実際に使われていたもの。
どのように使われていたかの説明もしっかり書かれているので、頭の中にその時の風景が浮かんできます。
この、アイヌ文様にはそれぞれ名前がついているんです
布にこの文様を描くのは頑張ればできそうな気もするのですが、木に彫るって本当にすごい手仕事だと思う!!
見れば見るほど細かな彫です
この年齢になって(しかも生粋の道産子なのに)初めて知ったのですが、“イタ”と“アットゥㇱ”は、北海道で初めて伝統的工芸品に指定されたものなのです。
しかも北海道には、この2点しかありません。
ちなみにアットゥㇱというのは、木の皮から糸を紡いで機織りしたもの

体験もできる、ウレㇱパ

↑こちら、平取町アイヌ工芸伝承館ウレㇱパ
こちらで、アットゥㇱに魅せられて、本州から移住してきたという男性が、ちょうど機織りをしていました。
なんと!
木の皮で作られたジャケットが!!
ちなみにウレㇱパでは、アイヌ文様入りオリジナルタンブラー製作などの体験もできますよ!
そしてぜひ立ち寄ってほしいのが、“北の工房つとむ”
アイヌ文化を継承した貝澤徹氏の伝統的な作品から、アイヌの伝統的な技法を用いた現代的なアート作品、小物、アクセサリーなどが店内いっぱいに並んでいます^^
ちなみに貝澤徹氏は、札幌駅地下歩行空間に展示されている、この大きなフクロウの制作者でもあります!

知っているようで、全然知らなかった平取町
食の方でも魅力的な場所がたくさんありましたので、次のブログでご紹介したいと思います!
この記事を書いた人
オサナイミカ
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、小学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】にてアップしている。 http://sapporo.100miles.jp/mikaosanai/

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