【9割が森林のまち・下川町の知られざる魅力】

上川郡下川町と聞いて、すぐどのあたりか分かる方は、北海道民でも少ないかも・・・ 生粋の道産子である私も、実は今回初めて訪れた町でした。 場所は、旭川の北にある名寄市から、西へ向かった場所。 高速道路を降りてからは、本当に森林の中を抜けていく感じでした。

下川町は現在、3000人ちょっとの人口ですが、町内にはジャンプ台があり、スキージャン
プのレジェンドと呼ばれている、葛西紀明選手の故郷でもあります。

最近は、“リスタート”という映画の舞台になったことでも有名で、写真ははロケ地として
使用された、五味温泉の施設内にある“美桑の家”
一棟貸しで、最大12名まで宿泊も可能だそうです。

もちろん、五味温泉でも宿泊が可能。残念ながら今回は日帰りでの訪問だったので、温泉
に入れないまま帰宅したのですが、今年リニューアルしたばかりという売店を見学させて
もらうことに♪

（失礼ながら）思っていた以上の品揃え！

しかも洗練された商品がたくさん並んでいます！！
実は下川町には“フプの森”という、下川町のトドマツの枝葉を活かした精油を作っている
会社や、ハーブを育て手作りの化粧品などを製造している“SORRY KOUBOU”という会社
もあるのです。

他にも、森林のまちらしく、クラフト作品などが並びます。

食べ物の方では“手延べうどん”がウリなのです。
この小さな町に、8軒もの製麺所があるそうですよ！

もちろん町内には、手延べうどんが味わえるお店がいくつかあります。
今回、ランチタイムに“みなみ家”さんに行ってきました＾＾

とてつもなく暑い日（34度近くありました＾＾；）だったので、ちくわ天うどんの冷たい方でオーダー

さっそくうどんをいただきました
むむっ？！この食感、今まで食べてきたうどんとどこか違う！
のど越しはツルッとしていて、コシとは違う適度な弾力があるのですが、モチっとは別の表現がしたくなるような下川町手延べうどん！
すっかりハマってしまいました
そして驚いたのが、添えられていた野菜の天ぷらたちの美味しさ
特にトマトの天ぷらが美味しすぎて、お替りしたかったほど！

実は下川町には“はるかエイト”というブランドのフルーツトマトが栽培されています。みなみ家さんで、ハネ品のトマトをお得に購入しましたが、甘さはもちろん、皮の厚みと旨みがのバランスが絶妙でした！

こちらは下川町のとまとジュース
デザインが微妙ではあるのですが、味は逸品！

ちょうど加工場が稼働していて、見学させてもらったのですが、熟したトマトをカットした後、鍋で火にかけ濾したものを瓶詰するとい、本当にうシンプルな作り

トマト本来の甘さを引き出すため、天然塩は少しだけ加えているそうですが、飲んでみるとしょっぱさは全くなく、トマトの美味しさそのまんまのシンプルな味わいでした！

寒暖差のある下川町では、トマトがかなり甘く育つそうです＾＾
五味温泉でも販売しているので、ぜひ飲んでみてください

それから五味温泉で販売しているこちらの卵も要チェック！

昭和39年創業の“あべ養鶏場”の卵で、酵素で発酵させた餌を与えているそうです。緑の多いし下川町はストレスに弱い鶏の飼育に向いていたようで、栄養満点の美味しい卵が毎日生まれています。
ちなみに商品名の“六〇”は、下川町の寒暖差が60℃あるところからつきました＾＾

その美味しい六〇酵素卵で作られたプリンと燻製卵もオススメ！
最後にもう一つ！甘いもの好きな方には絶対立ち寄ってほしいのが、“矢内菓子舗”

昔ながらの町のお菓子屋さんといった感じで、ケーキからパンまで色々はんばいしているのですが、この時期お薦めなのが、ハスカップのシェイク♪

ハスカップの爽やかな酸味が絶妙で、暑さも吹っ飛ぶ美味しさでしたっ！！
食にも景色にも、期待以上に癒された町、下川町！

一番印象深かったのが、チェーンソーアート！

町のいたるところに作品があるのですが、チェーンソーアートの国際大会も行われている町なのです！

いつか大会を見学してみたいなぁ

・【しもかわ観光協会】　http://www.shimokawa-time.net/

・【五味温泉】http://gomionsen.jp/